夜勤の仕事内容や悩みなどについて綴っています

介護士を目指したい人が踏み止まってしまう理由の1つに夜勤があります。完全に朝型、昼型の体質で夜はすぐに眠くなってしまう人や、単純に不定期な生活リズムで人より体調を崩しがちな人、まだ子供が小さいうちの夜勤業務も難しいものです。

基本的に夜勤のある介護士の職場は、施設・宿泊系となります。老人ホームやグループホーム、介護医療院・介護老人保健施設などが該当します。いずれも夜勤のある職場ですが、その規模によっては、眠くなってしまう人にとってはまだ働きやすい夜勤になる可能性があります。

その理由は、夜勤の介護士の人員配置が、施設規模によって異なることです。夜勤は、日勤よりも人員数が少ないことが一般的です。入居者が25名以下の介護施設では介護職員が1名以上、つまり最低1名だけでも居ればいいと見なされ、仮眠の難しいワンオペ状態になる可能性が高くなります。しかし、入居者26名~60名では介護職員は2名以上、入居者61名~80名では3名以上の配置が介護保険法によって定められています。

入居者が増えるだけスタッフの負担は増えるものの、確実に2名以上の夜勤スタッフが居る規模の施設に勤めることで、交代での休憩・仮眠や食事が取れるようになる可能性が高まります。また、25名以下の施設でも2名以上体制をとっている施設もあるので、夜勤に不安がある介護士は応募時や面接時に夜勤体制について確認してみましょう。また、そもそも夜勤が無い訪問介護・ヘルパーの仕事もあります。